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HENJOSON-IN

遍照尊院について

弘法大師修練の地。
脈々と受け継がれる
神聖な空間に調和した伝統美

当院は弘法大師さまが弘仁の昔、高野山ご開創にあたって苦修練行遊ばされた聖跡で、内の八葉の一つ「遍照ヶ峰」に建立されております。
お大師さまが、開創の砌この地でご修行になられ不思議と四囲が光明に輝き、香気林に満ち摩訶毘慮遮那如来如意宝生の三昧を体得せられました。
故に「遍照ヶ岡」と名付けられ、この地にご本尊両界大日如来の当院が建立され、その名もお大師さまのご宝号のままの「遍照尊院」と呼称されております。
又、当院は江戸時代に津軽家との檀縁深く、その関係の文献画像などが数多く残されております。
明治二十五年の大火で当院も灰塵に皈し、昭和九年の弘法大師御入定千百年ご遠忌を記念して再興に取り掛かり、現代に至っています。
当院は宿坊としても、古来の寺院建築の中に、民芸風の味わいを加味したお部屋などを主体としておくつろぎいただき、 信仰と観光の両面の皆様に喜ばれる寺院をめざしております。

威厳とやさしさを
併せ持つ遍照尊院の
本堂
遍照尊院の本堂には、真言密教の御本尊である金剛界大日如来(こんごうかいだいにちにょらい)と胎蔵界(たいぞうかい)大日如来が鎮座しており、総称して「両界(りょうがい)大日如来」と呼ばれています。高野山内の117ヶ寺の塔頭寺院の中でもこの両方があるのは遍照尊院のみ。
中でも、本堂地下にある胎蔵界大日如来は「胎蔵」という言葉の通り、母親の母胎のように森羅万象を包み込む様が表現されており、荘厳さの中にもやさしさと温かみが感じられます。歴史ある確かな伝統美を受け継ぎながら、形式や作法にとらわれない近代的で豪華絢爛な雰囲気で、今もなお訪れる人々を魅了しています。

金剛界大日如来(本堂一階)

胎蔵界大日如来(本堂地下一階)

弘法大師が感銘を受け
真言密教を広めた聖地
遍照尊院は、弘法大師(空海)さまが、高野山のご開創にあたり修行をされていた聖地です。
その昔、真言密教を広める拠点を探していた際、白と黒の2匹の犬を連れた狩人に「紀州(和歌山県)の山中にふさわしい場所があるので、この犬に案内させましょう」と言われ、導かれたとされています。高野山に登った弘法大師さまは、蓮の花のように広がる山々と広大な野原を見て「真言密教を広めるのに適した場所だ」と感銘を受けました。
そして816(弘仁7)年に、山を拓き、堂塔を建て、伽藍を造られました。
遍照尊院からは、弘法大師が建立に心血を注いだとされている「壇上伽藍」を間近に望むことができます。
世界遺産の地で、
悠久の歴史と
自然を感じる
標高約1,000m近い峰々に囲まれ、美しい自然が広がる高野山は、真言密教の聖地として多くの人々から信仰を集め、世界遺産にも登録されています。
遍照尊院の周辺には、開創から1200年の歳月を重ねてきた豊かな歴史を堪能できる場所が多くあり、大日如来の慈悲深さを描いた「胎蔵曼荼羅(たいぞうまんだら)」の世界観が表現されている「壇上伽藍」は「奥之院」と並ぶ2大聖地。夜にはライトアップがなされ、多くの人々が訪れます。
「金剛峯寺」には、千住博によって描かれた襖絵や砂の波紋が美しい蟠龍庭があり、高野山の総本山にふさわしい存在感を放っています。
さらに、高野山の文化遺産が保存されている「高野山霊宝館」も見逃せないスポット。
ぜひ遍照尊院で、高野山の新しい魅力を発見し、心満たす旅路をお楽しみください。